2017-02-24

リトリート


1週間のリトリートから元気で帰ってきました。
というのも、実は手術のため入院していました。
もうほぼ回復していますのでご心配なきよう。

随分前に卵巣の持病のことを書きましたが、その子を摘出しました。
正式名称は、「腹腔鏡下卵巣腫瘍摘出術」です。
説得されないぞと行ってみた病院でいい先生に出会ったので、
縁かしら、まあ手術でもしてみようと軽い気持ちで決めました。
こりゃ流れかなと。
今になっては、とってもよかったなと思っています。

20分程の手術で出血もなく、お腹に5ミリほどの切り傷が3つと、おへそがちょっと大きくなりました。腹腔鏡で3ヵ所からチェックしつつ、おへそから摘出!医学の進歩ってすごいですね。体調も1週間でほぼ元どおりになりました。
完全に独立したかたまりちゃんだったので、今は完全に健康体です!
長い間一緒にいたので、いなくなってちょっと淋しいほどです。

そして主治医の先生や看護師さんはほんとうにすごい。
シュリカリ同期の看護師さんたち!うちの母や妹!
医療従事者の方々には頭が上がらないです。

頑なにこれは絶対嫌だと思うのではなく、なんでも体験、そういうタイミングなんだと思えば、物事はただ単に進んでいくし、怖くもなんともないんですね。
私はこれはしない、ということをしてみるのってとても面白いです。
信念はかっこいいものと思われていますが、あると邪魔になることもあります。
できたら持たずに生きてみる。
これからもそうありたいなと思います。

そうそう、内視鏡による微細な手術のため、全身麻酔を体験しました。
いやー。あれはすごいです。あれー重たいものがからだの中に入ってくるーと思った5秒後位にはすこんと意識がなくなって、気づいたらベッドの上で目覚めていました。
抗えない大きな力にずるんと引きずられる感じというか…私は結構気持ちいいと思いましたよ。
死ぬときもああいう感じなのかなあ。

3月のクラスのご案内はもう少しお待ちくださいね。
また、4月以降は働き方に変化がありそうなので、曜日や場所が変わるかもしれません。
こちらでおしらせします。

2017-02-13

「事教二相」

「事教二相」とは、真言密教の空海の教えだそうです。

「事相をはなれて教相なく、教相はなれて事相なし。
このゆえに事教一致にして事の成就をはかるべし。」

事相とは実践のこと。教相とは理論のこと。
空海はこの2つを鳥の両翼のように兼ね備えることの必要性を説いています。

これを聞いて、最近できてないなーと自分を振り返ってみました。
tantraの教えがあって、その上にアーサナ(ヨガのポーズ)の実践が成り立っているので、ヨガを深めんとする者は両方を学び深めていくのがベストなのでしょう。
アーサナから学べることもたくさんあるのですが!

曲がりなりにもteacherを名乗るものとしては、
理論を日常に落とし込みたいところです。

今月は10年来の友人がレギュラークラスに来てくれました。
初・ヨガ。シュリカリのヨガが初めてのヨガって最高だと思うんです。
ほんわ~ってなっていました。またきてね。

3月は未定ですが、第2、第4木曜日にしようかなとも思ったり、
金曜日もいいなと思っています。またお知らせします。

今日から1週間、「リトリート」にいってきます。元気で帰ってきます。