2016-11-24

ヨガピカリ、12月1日より。



ヨガピカリ


ほんとうはみんな ピカピカまぶしく 光っていて


うつくしいいのちを もっている


日々やまわりの あれやこれやに流されて


ほんとうの姿を 忘れてしまっているだけ


ほんとうの光が 見えなくなっているだけ


そう


ほんとうは


あなたもわたしも ピッカリとうつくしく調和している


ヨガピカリ


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ヨガピカリは、
リラックスしてヨガのアーサナを行い、
楽なからだの使いかたを無意識におとしこみ、
いらない力、いらない考えを手放して、
ほんらいの自分を生きるためのシンプルなお稽古です。

いつか朋子先生(私の先生)が言っていたように、
「書道や合氣道に行く、みたいなアプローチでヨガに行くって日本でもなるといい」
そんな思いからできた、こころとからだのお稽古です。
ヨガは道、なんです。武道と同じ。
からだの鍛錬をつうじて、こころを、魂を磨いていくもの。

12月1日、1週間後の木曜日よりお部屋を借りています。
いっかいめ18:00-19:15 にかいめ19:30-20:45
池田駅徒歩5分程の満寿美会館にて75分クラス。
お問い合わせくださいね。

2016-11-17

ジル・ボルト・テイラー「奇跡の脳」


ヨガやってる方にとても読んでほしい本でした。
ジル・ボルト・テイラー博士著、「奇跡の脳」。

先日、以前の職場の先輩とランチした際に、
「大いなる存在・大宇宙があって、私たち人間が小宇宙で、それが同じもので…」
などとしどろもどろでヨガの説明をしていたら、この本の原書「My Stroke of Insight」と近いかも、と勧めてくださいました。
日本語版の存在を知っていたので読んでみました。
脳科学者が脳卒中になり、脳の損傷により左脳の機能を失って右脳だけで世界をみていた時のことが、回復した彼女自身によって克明に記されています。

彼女が左脳の機能を失っていたときの感覚の記述を、一部、引用します。

 『左脳は自分自身を、他から分離された固体として認知するように訓練されています。今ではその堅苦しい回路から解放され、わたしの右脳は永遠の流れへの結びつきを楽しんでいました。もう孤独ではなく、淋しくもない。魂は宇宙と同じように大きく、そして無限の海の中で歓喜に心を躍らせていました。

 自分を流れとして、あるいは、そこにある全てのエネルギーの流れに結ばれた、宇宙と同じ大きさの魂を持つものとして考えることは、わたしたちを不安にします。

 しかし私の場合、自分はかたまりだという左脳の判断力がないため、自分についての認知は、本来の姿である「流れ」に戻ったのです。わたしたちは静かに、静かに振動する何十兆個という粒子なのです。わたしたちは、全てのものが動き続けて存在する、流れの世界の中の、流体でいっぱいになった嚢(ふくろ)として存在しています。異なる存在は、異なる密度の分子で構成されている。しかし結局のところ、すべての粒は、優雅なダンスを踊る電子や陽子や中性子といったものからつくられている。あなたとわたしの全ての微塵(イオタ)を含み、そして、間の空間にあるように見える粒は、原始的な物体とエネルギーでできている。』

(「奇跡の脳」、新潮社、p73より引用)

tantraの教えでいっていることとよく似ています。
ヨガで目指しているところは、科学的には左脳の判断がなくなったところにある、と言えるのかもしれません。

彼女は、左脳の機能を訓練によって見事に回復されこの本を書かれましたが、回復に際し、この全体との調和、至福のなかにたゆたっていたいと感じ、嫉妬や怒りの感情を取り戻してまで回復する必要があるのだろうか?と感じてしまったそうです。

そのあたりのお話もとても面白いので、ぜひぜひ。

2016-11-15

健康って


ヨガTTで参考図書となっていた、F・カプラ「ターニング・ポイント」、ついに読了しました。
最後はちまちまと読みすぎてしまいましたがなんとか漕ぎ着けました。
その他、つながりのあるような、ないようなラインナップです。

最近、健康ってどういう状態のことかなとよく考えます。
よしもとばなな 「Q健康って?」では様々なボディワーカーやセラピストがその疑問に答えています。対談形式で読みやすいのでどうぞ。

病気や症状がないというだけでは健康ではないし、
心になにか抱えるものがあっても健康とは言えなさそう。
でもどんなに重い病気を抱えていたとしても、心をしなやかに保って日々に感謝し健やかに過ごせるなら、そのひとは健康だと言えるかもしれない。
そういう意味では健康ってとても主観的だし、気持ちの持ちようですごく大きく変わる気もします。病は気からって言いますし。プラセボ効果だって知られています。

体は物ではないので、ゆらぎがあります。
調子がいいときもあれば悪いときもあり、一つ所にとどまらない。
だからちょっとの傷口は自然に治ってしまうし、風邪をひいても寝てれば治る。
私は卵巣の病気があるのですが、西洋医学的に悪いところを取ってはいお終い、というのはやっぱりおかしいような気がして。
何か、わけがあってできた病巣なのだから、それをただ取ったらバランスが崩れたり、周りの臓器に影響が出たり、結局また再発したり…するんじゃないかなと私は思います。
身体は小宇宙ですから、意外なところがつながっているかもしれません。
ここでももっと、全体をみたいものです。
(もちろん急性の病気に対する西洋医学の発展は意義があるし必要だと思います)

世の中には数限りなく治療法や健康法が存在しますが、
納得して付き合うことができるのなら、基本的には、そのどれもがその人にとってベストでしょう。西洋医学も統合医療も、自分が本当にいいと心から思うものをうまく取り入れられたら素晴らしいと思います。

シュリカリのヨガは健康法ではないけれど、
心と体を健やかに、大いなる自然と調和して生きることの心地よさに気付く、とてもよい道だと思っています。

ヨガのTTまで取ると、すごい自然派志向に思われたりしますが、
大学の時はひどい不摂生で未病のオンパレードでした。基本姿勢がジャンク。
でも徐々に体にすぐ出るようになって、小麦粉やら牛乳がダメになり…仕方なく今の方向にシフトしたのが始まりです。陰極まって陽となる、ですね。
最近は勝手にセーブしてくれる体に感謝しています。ありがとうー。
自分を調えていくと、自然と体に合わないものは食べなくなるかも。本当の自然派ってそういうことかもしれないですね。

取り留めなく長くなってしまいました。
12月からクラス始めます!詳細後ほどお知らせしますね。
よろしくお願いします!